発展する企業に必ずあるモノ
先日、久米島へ出張へ行ってきました。
5月に入って気分をリフレッシュしたくて
一週間、仕事を休みました。
子ども達と公園に行ったり
食事に出かけたりと良い気分転換になりました。
長期の休み明けの仕事初日が久米島出張でした。
久米島は自然が豊富で観光客も少なく
ゆったりと過ごす事が出来る素敵な場所です。
また、海洋深層水や良質なモズクなどで有名。
そんな久米島で
「伊勢神宮など名だたる寺に
ご奉納されている、ある「モノ」が造られています」
沖縄の人どころか地元、久米島の方も
ほとんどの方が知らないんじゃないですかね?
久米島で作られているのは「モノ」とは
「塩」なんです。
「塩」と言っても、いわゆる「食塩」ではなく
神棚などで使用される「お供え物」としての「塩」です。
伊勢神宮などでご奉納される特別な塩なんです。
当然、店頭販売などはされていませんので
普段、目にする事はほとんどないと思います。
職人さんから良い塩をつくるために
必要な事をお聞きしました。
大きく分けて三つあるというお話でした。
①良質の素材(海水)
②良い場所でつくる(環境とエネルギー)
③製造方法
他にもいろいろな要素があると思いますが、
三つを凄く意識しているという事でした。
もう一つ大切な要素は
「作り手の想い」をあげておりました。
これが塩の質に大きく影響するそうです。
塩を造る海水は水深612mから汲み上げた
海洋深層水
(通常、水深200m以下は海洋深層水と呼ばれるが
久米島の海洋深層水は水深612m)
しかも水深612mの海底から直接パイプを通して
塩を造る「カマ」へ届きます。
その鮮度の良さが大きなキーとなるようです。
また、水深612mは太陽の光も人口的な汚染も全くない
本当にきれいな水だそうです。
さらに、その塩工場は昔から「龍の通り道」と
言われている場所に建っており、
「地元のおばぁたち」は火の玉のようなものが
島からその道を通って海に向かって
飛んでいくを見ていたとの事です。
「発展する企業には必ずと言っていいほど神棚がある」という話を
聞いた事があります。
また、一流の経営者やスポーツ選手ほど、必ず神社に行くようです。
元巨人軍の桑田真澄投手も高校生の時に毎日、近くの神社に
行っていたそうです。
何か「見えない力」が作用しているんでしょうね。

「譜久里武さん」は地元の英雄
沖縄には地元の方さえ知らない「すごいモノ」が
本当にたくさんあるんです。
当ブログでもいろいろとご紹介していきますね。
今回は久米島町長にお会いでき、
地元ラジオ番組にも出演させて頂きました。
近く、また、久米島に行く予定です。
新里 哲也
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